2019年09月08日(日曜日)稲村 順一・松原湖(稲荷ロープ突端)にて24kg(49枚)日研川口真菰支部9月例会第1位|へら鮒天国

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稲村 順一

2019年09月08日(日)

稲村 順一|アドバイザー

松原湖にて24kg(49枚)日研川口真菰支部9月例会第1位

釣行場所
野釣り場| 松原湖(長野県)稲荷ロープ突端
釣行日時
2019年09月08日(日) 6:30 〜13:00
天候
晴れ
混雑度
全体で30%
釣行理由
日研川口真菰支部9月例会
釣果
24kg(49枚)
成績
第1位
釣り方
8.2尺浅ダナ(タナ60~80cm)ウドンのセット
仕掛け
竿 8.2尺(寿仙)
道糸 0.7号(極弦)
ハリス上 0.5号 - 8cm(極弦)
ハリス下 0.4号 - 20~30cm(極弦)
ハリ 上 8号(Sasori HARD)
ハリ 下 3号(Sasori HARD)
ウキ クルージャン「スタンダードタイプ ウィンターバージョンWAS」No.3
稲村 順一

コメント

降水量が少ないため湖の透明度が高く、へら鮒の警戒心が高まりアタリが出にくいとの情報から深めのタナを狙った会員が多かったが、当日は台風の余波による風で朝からさざ波が立っており、警戒心が薄れると判断してカッツケ釣りを選択。例年この時期は両ダンゴで釣りきることが困難であることから、「力玉」をくわせにエサしたセット釣りでウキ下80cmとしてスタートすると、開始3投目でアタリが出ていきなりのヒット。その後もほぼゼロナジミの早抜きバラケでアタリが続き、カラツンは多いものの1時間で15枚を釣り上げたが、モーニングサービスが終わるとアタリが激減。同湖の釣りはここからが本番で、タナを10~15cmずつ上下させたりバラケエサのタッチを変えたり、またハリスの長さを変えたりくわせエサのサイズを打ち比べてみたりなどして摂餌を刺激。幸い何かを変えた直後に明確な反応が出たので、こまめに調整を加えながら根気強く丁寧に拾うことに専念することができた。なお当日、最も感じよくアタリが引き出せたパターンは、ゼロナジミの抜きバラケで数投打ち込み、ウキに変化が見られたらバラケエサを持たせて(このとき「BBフラッシュ」で調整したものが良かった)タナで一気抜きをすると、抜けた直後にアオリが出て明確な食いアタリに連動するというもの。特に流れが強くなったときは、直径10mm程度の小さなバラケエサをテンポ良く打ち込み続け、流れる幅を50cm程度に止めて早めの打ち返しを心掛けた。スタイルとしては完全な真冬のアプローチであるが、途中毎投アタリが出るようになった時点で試しに両ダンゴに切り替えてみたが、およそ30分間1回もまともなアタリを出すことができなかったことから、セット釣りでのこのアプローチが当日のベストであったことが裏付けられた。バラケエサ、持たせるときには「BBフラッシュ」を適宜絡めて、エサ付けの際に圧加減でナジミ幅をコントロールした。くわせエサは浅漬け(大きめ)から深漬け(極小サイズに絞り込んだもの)したものまで、3サイズ用意して交互に打ち分けた。 舟付用ロープが設置されているポイントには、上から下までどのタナにもへら鮒が居着いているようだが、口を使うへら鮒は浅めのタナに多いような感じである。また雨後に濁りが入ると一時的に両ダンゴで荒食いを見せることはあるが、現在はセット釣りの方がアタリは出しやすいので、釣行の際にはいずれの準備も怠りなく。

エサ

【バラケ】「粒戦」50cc+「とろスイミー」50cc+水200cc(10分程度放置)+「セットアップ」200cc+「セット専用バラケ」200cc(別ボウルに1/3程度取り分けて手水で調整)
【くわせ】「力玉(「さなぎ粉」漬け)」

  • セットアップ
  • セット専用バラケ
  • 力玉
  • 粒戦
  • とろスイミー