【へらにハマってもいいですか? LEVEL.37】都祭義晃インストラクターと“ペレ宙に挑戦!”|へら鮒天国

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【へらにハマってもいいですか? LEVEL.37】都祭義晃インストラクターと“ペレ宙に挑戦!”


企画説明

【へらにハマってもいいですか?】略して“ヘマですか?”はマルキユーアンバサダーの片原恵麻が、いろんな先生からへら鮒釣りを学びその楽しさをレポートし発信する連載です!


前回の記事はこちら

 

今回のミッション

雨予報と少し肌寒くなった9月中旬。

事前に聞いていたテーマは“ペレ宙”!

何度か聞いたことはあるけれど、挑戦自体は今日が初めてです。

初挑戦の釣り方に高まる気持ちと若干の不安を抱えて釣り場で迎えてくれたのは、都祭先生です。

私:「今日はペレ宙と聞いてるんですが、そもそもペレットって何ですか?」

都祭先生:「池に撒いてる魚粉由来の飼料だね。水温が高い時季に魚のコンディションを保つため、飼料用のエサをへら鮒に与えたりするんだけど、そのエサのことだね。つまり、普段魚が食べ慣れてるエサがペレットだよ。」

私:「なるほど!へら鮒にとっては“いつものごはん”に近い味ということですねっ」

私:「ちなみに“宙”というのは?」

都祭先生:「文字通り宙で釣るっていう意味だね。もちろん底で釣る“ペレ底”もあるよ。」

私:「この釣り方は初めてなんですが、この時季がいいってことですか?」

都祭先生:「夏の釣りでもあるし、最近では新べらを狙うこともあって、むしろ今からの釣りっていう感じだね。」

初めての釣り方、とりあえずワクワク!

 

釣り場

今回お邪魔したのは茨城県取手市にある『さくら湖』さん。

雨予報でしたが、例会1組が先に入場しており釣り場は活気に満ち溢れています。

そして、夏とは思えないくらいの涼しさ!今年の取材は何だか寒い日が多い気がする……

 

 

今回の仕掛け

・竿
13.5尺

・道糸
1.2号

・ウキ
ボディ8.5cm(外径7mm)  太パイプトップ

・ハリス
上下0.6号 上35cm/下45cm

・ハリ
上下8号

まずは仕掛けづくりから。
ペレ宙ならではのポイントを都祭先生に教わりながら準備していきます。

都祭先生:「ペレットは重たいから、耐えられるように太めのパイプトップのウキを使った方がいいよ!」

エサの重さに合わせてウキを選びます。

 

今回のエサ

「ペレ軽」400cc+「BBフラッシュ」400cc+水200cc

※今回は釣り方レクチャーなので、都祭先生いわく“可もなく不可もなく”なブレンドで1日通しました。

 

7時24分

仕掛けとエサが完成!

都祭先生:「今日は水温や気温が低くてエサがやわらかくできちゃうから、『ペレ軽』を足したりエサを練ったりして、しっかりめにして大丈夫だよ。」

私:「エサ付けのサイズも普通に両ダンゴのサイズですか?」

都祭先生:「うん、そうそう。」

水温がエサにも影響するなんて!
これまで意識したことのなかったポイントかも…φ(..)メモメモ

 

釣り開始

さっそく振り込んでみると……

私:「うーん、ナジんでいかない……」

都祭先生:「今日に限らず“ペレ宙”はしっかりナジむエサにできたら釣れると思うよ。」

私:「『ペレ軽』を足してみよう!」

エサを調整して打ち返していると――

ドンッ!

やっとアタった!!

……と思ったらバレたーーーー!くやしーーーー!!

 

都祭先生:「でもペレ宙らしい、いいアタりだったね(ニコ)」

先生のひと言に救われつつ、気を取り直して再開。しばらく同じような感じが続きます。

都祭先生:「いい感じ、その後に来る強いアタリ……」

私:「きた!!!!」

私:「あれー!?なんで乗らないんだ!?」

都祭先生:「あ〜、エサが硬すぎてちょっと芯が残りすぎてるのかな。手水でちょっとやわらかくしてみようか。」

今度は硬すぎる……!エサのさじ加減が本当に難しい!
やわらかくした分、ちょっと大きめにつけてみようかな。

モゾッ。

私:「おーー!!!きた!!!!」

思ったよりもヌルっとしたアタリでしたが、乗った!!!!

私:「やった〜!!!」

都祭先生:「よかった!!!サイズはこれからだね!!!」

記念すべきペレ宙での1枚目!……と、写真を撮ろうとしたら落ちちゃった。ああ〜!

 

その後も、アタるけど釣れない……。なんでだ……。

それでもしばらく続けていると――

ズボッ!

私:「キターーーーーー!!」

いいアタリ!

私:「わ、結構重いかも……!!!」

慎重にやり取りして……まぁまぁいいサイズ!?!?

都祭先生:「なかなかいいサイズだね、でもここにはもっと黄金でとんでもないやつがいるんだよ。」

 

ところが、そのまま釣れないまま時間が過ぎていきます。雨も強まったり弱まったり。

私:「寒(さぶ)〜〜〜!!!」

そしてついに大雨到来。朝の涼しさどころではありません。

 

お昼は、冷えた体に染みるもつ煮込み弁当。
温かいごはんで少しだけ元気を取り戻しました。

 

都祭先生:「正確な振り込みができてないから12尺に詰めたほうがいいかもね。」

私:「変えようかな……あれ、12尺、車の中だ……」

外は土砂降りの雨。

私:「やっぱりこの雨の中行くくらいなら、13.5尺で頑張ろう……!」

 

12時

チクッ。

私:「やっと釣れたー!!!」

狙っていたサイズではないけれど、とりあえずゲット!

都祭先生:「ちゃんと振り込みできてナジませられれば釣れるね。これをいかに続けられるかどうかだよ!」

 

13時

アタったりはするけれど、全然釣れない……。
と思っていたら――

私:「きた!!!!釣れたー!!」

ここで都祭先生からアドバイス。

都祭先生:「頭の片隅に入れてほしいのが、竿先でエサの重さを感じながら振ると、上手く振れるかもしれないよ。」

竿先でエサの重さを感じる……。意識してみると、振り込みのリズムが少し変わった気がします。

ズボッ!

私:「きたー!!!!」

都祭先生:「黄色くはないけど、これもなかなかいいサイズだね。」

 

さらに先生から、振り込みと竿掛けについてのアドバイスも。

都祭先生:「振り込むときに左手をもうちょっと強めに引っ張って、竿のバネを使って力を入れずに振り込むといいよ。」

都祭先生:「あと、竿掛けの角度ももうちょっとこうやって上にするといいかも。そうすると竿の水切れがよくなってアワセも楽になるよ。1日中釣りをすることを考えると、結構疲労感も変わってくるかも。」

都祭先生:「あと、ペレ宙は同じところに毎回エサを落とすのが大事なんだよね。」

 

力まずに、竿の力を借りる。道具の角度ひとつで、1日の疲れ方まで変わる。

1つ意識するともう1つが抜けがちなので、極力全ての要素をクリアできるように教わったことを意識しながら打ち返しますが、ここからが試練でした。

振り込んではスレ、ハリス切れ。
また振り込んではスレ、ハリス切れ。

これが10回くらい……?

「(またスレ!?ハリス切れ!)」

と心が折れそうになりながらも、都祭先生のサポートを受けながら同じ場所にエサを落とすことを意識して、ひたすら打ち返します。

 

そして――

やーーーっと1枚釣れた!

黄金の良型ではないけれど、釣れない時間を乗り越えて、しっかりと振り込みができて釣れた1枚は大満足!!ペレ宙、好きになれそう🎶

※気づいたら終了時間でした(笑)

 

今日の教訓

今回のペレ宙で学んだのは、“エサはその日の状況に合わせて作るもの”ということ。

考慮すべきは魚の活性だけではありません。水温が低ければやわらかく仕上がるし、硬くしすぎれば乗らない。ナジむか、乗るか、エサの状態ひとつで結果が大きく変わりました。

そして、竿先でエサの重さを感じながら、竿のバネを使って力を入れずに振り込むこと。
毎回同じところにエサを落とすこと。
竿掛けの角度を工夫して、1日中疲れにくい釣りをすること。

あと、面倒がらずに車に竿を取りに行ったほうがよかったですね(笑)

涼しい朝から大雨まで、天気にも振り回された1日でしたが、ひとつひとつ段階を踏んで釣れた1枚が、とても嬉しい釣行になりました。


初めてのペレ宙で、エサの仕上げ方や中尺竿の扱い方などを体験したエマちゃん。

少しずつ扱えるエサの幅や竿の長さが増えてくればもっともっといろんな釣り方にチャレンジできるし、今まで難しかった普通の釣りもかなり楽になるはず!

今回は残念ながら、目的のペレ宙らしい黄色くて大きい魚に会えませんでしたが、次回はきれいなへら鮒に会いたいですね!

次回も乞うご期待!


 

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