2018年03月25日(日)
稲村 順一|アドバイザー横利根川にて13.1kg(30枚)日研川口真菰支部月例会第1位
- 釣行場所
- 野釣り場| 横利根川(茨城県)水道管手前道路側(コンビニ下)
- 釣行日時
- 2018年03月25日(日) 6:30 〜14:30
- 天候
- 雨
- 混雑度
- 道路側並びは15人、対岸は8人ほどの、やや混雑状態
- 釣行理由
- 日研川口真菰支部月例会
- 釣果
- 13.1kg(30枚)
- 成績
- 第1位
- 釣り方
- 16尺浅ダナ(タナ1.2~2m)グルテンとウドンのセット
- 仕掛け
-
竿 16尺(特作 伊吹) 道糸 0.8号(極弦へら道糸) ハリス上 0.5号 - 10cm(極弦へらハリス) ハリス下 0.3号 - 40~50cm(極弦へらハリス) ハリ 上 7号(Sasori HARD) ハリ 下 2~4号(Sasori HARD) ウキ 「クルージャン スタンダードタイプSTRIDEIII 浅ダナ用ASA」No.6
エサ
【バラケ】「粒戦」100cc+「ダンゴの底釣り夏」50cc+水200cc(吸水のため約5~6分放置後)+「凄麩」200cc+「セット専用バラケ」200cc+「粘麩」50cc
【くわせ】「凄グル」50cc+「わたグル」40cc+水100cc、「力玉(「さなぎ粉」漬け)」
コメント
10日ほど前に放流された地元、霞ヶ浦産の新べら(20~25cm主体)も釣れ始まったという舟宿情報により水道管方面が人気となり、他会の釣り人らとともに会友と並んでコンビニ下の県道側に入釣。タナを1.5mとしてバラケにグルテンのセットの浅宙釣りでエサ打ちを始めると30分ほどでアタリが出始めたが、10回アタっても釣れなかった。アタリを送り気味にしたり、エサ使いを両グルテンに変えるなどしても一向に乗らなかったため、バラケをダンゴタッチに調整。さらにハリスを詰めるなどの対策を施すと、上バリ3割、下バリ7割ほどの比率で5枚/kg級の小型の放流べらが釣れ始まった。それでも異常なほどカラツンが多かったため、アタリを取るタイミングを幅広く探ったり、タナを上下させたりしながら改善を試みるも目立った効果はなく、そうこうしているうちに午前10時を回った頃からアタリが消失。おそらく新べらが群れで移動してしまったものだと推察されるが、正午前に良型の地べらが回ってきたらしく、時折アタってポツリポツリ釣れるという展開に大きく様変わりした。例年であれば、この地べらはグルテンで釣れるのだが、この日はグルテンでは次第にアタリが減少してしまった。途中でくわせエサを「力玉(「さなぎ粉」漬け)」に変更し、さらにバラケエサがしっかり上バリに残っていないとアタリが出ないことがわかった時点で「バラケマッハ」を少しずつ追い足して超硬ボソタッチに調整。するとバラケエサがナジミきった直後の下バリの倒れ込み時にアタリが出るようになった。その後、カラツンが多い傾向は続いたものの、後半は抱卵した大型べら数枚を含む700~800gアベレージの地べら主体の釣りを楽しめた。 絶好の釣り日和に恵まれたものの、へら鮒の食いはいまひとつ。アタリの多さに比べて釣果が伸びず、釣りきれなかった感の残る例会となった。しかし後半釣れた良型の地べらは大変引きが強く、アタリを出すこと自体容易ではなかったが、流れや時合が時々、刻々と変化するなかで色々と手を尽くして1枚を釣る難しさ、楽しさは充分に堪能することができた。全体にへら鮒の回遊層は浅めで、流れが弱いときは80cmぐらいのタナでもアタリが出ていた。また底釣りの魚影は薄めだが、良型の地べらもかなり混ざったとの会員情報があり、底釣りも今後有望である。例会成績は第2位が私の右隣、15尺浅宙釣りで7kg台。第3位は私の左隣、16尺浅宙釣りで6kg台。いずれもウドン系固形物のセット釣りであった。