【へらにハマってもいいですか? LEVEL.21】杉本智也インストラクターと数釣りの時季を楽しもう!|へら鮒天国

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【へらにハマってもいいですか? LEVEL.21】杉本智也インストラクターと数釣りの時季を楽しもう!


企画説明

【へらにハマってもいいですか!】略して“へマっていいですか?”はマルキユーアンバサダーに就任した“えまたん”こと片原恵麻が、へら鮒釣りを一から教わり、一人前の“へら師”になることをテーマに自ら執筆連載します!


前回の記事はこちら

 

今回のミッション

【数釣りの時季を楽しもう !】

いよいよ季節も高活性シーズンに突入!

夏はたくさん釣れるイメージが強いへら鮒ですが、実はわたしはちょっと苦手な時期。
活性が高いとへら鮒が寄りすぎて、それはそれで釣るのが難しく、昨年も苦戦した思い出が。(笑)

今年の夏はどうなるのかな〜とドキドキしながらいざ釣り場へ!

 

今回の釣り場

今回訪れたのは、千葉県野田市にあるWakuWakuField野田幸手園さん。

約800名が入れる広大な釣り場は、水深も浅場から深場と変化に富んでいるため、メーターから底釣りまで幅広い釣り方を楽しむことができます。

 

レッスンスタート

わたし:「おはようございます!杉本先生、よろしくお願いします〜!」

杉本先生:「おはよう〜!へらフェスタ、お疲れ様!」

わたし:「ありがとうございます !」

杉本先生:「今日はどんな釣りがしたい?」

わたし:「うーん。へらフェスタの時にやったチョーチンにしようと思います!」

杉本先生:「よし、じゃあチョーチンの両ダンゴでやっていこう!エサは筑波湖の時に習ったエサから始めてみようか!」

わたし:「わかりました !頑張るぞ〜!」

 

今回の仕掛け

・サオ
8尺

・ミチイト
1号(ナイロン)

・ハリス
上 0.6 号(ナイロン)30cm
下0.6号(ナイロン)40cm

・ハリ
上 8号
下 8 号

・ウキ
ボディ10cm  パイプ トップ  カーボン脚

・その他
・ウキゴム(ウキの脚に合わせたサイズの物)
・ウキ止め(木綿糸/ミチイトに適合するサイズの物)
・板オモリ(0.3mm 厚 内径0.3mm ウレタンチューブ装着)
・ジョイント(24号)

 

今回のエサ

【前半】
「カクシン」400cc+「コウテン」200cc+「カルネバ」100cc+水225cc

【後半】
「凄麩」400cc「カクシン」200cc「カルネバ」200cc+水280cc
よく混ぜてから「浅ダナ一本」200cc

 

釣り開始!

【7:15】

わたし:「ちなみに今さらなんですが、スタートのウキってどうやって決めるんですか?いつも先生に何がいいか聞いていて…」

杉本先生:「難しいよね〜。基本的に8〜10尺の竿を使う時はボディが8〜10cmのウキを使うことが多いかな。魚が寄ってきたときに途中で魚に捕まっちゃってウキが立たなくなることもあるから、あまり小さいウキは選ばないほうがいいかな。今日みたいに8尺の竿を使う時は1番手上のボディが9cmのウキを選ぶかな。で、このウキはボディが細めだからこれでオモリ調整していこう!」

わたし:「なるほど〜!そうやって考えていけばいいんですね!」

わたし:「ちなみに杉本さんはどの釣り方が一番好きですか?」

杉本先生:「う〜ん、やっぱりチョーチン両ダンゴかな。もちろん浅ダナは数をたくさん狙える釣りなんだけど、チョーチンはハマれば数も釣れるし、釣れてくると魚もデカい!魅力的だよね。」

わたし:「そうなんだ〜 !わたしもこの前へらフェスタでチョーチンやって、楽しいなぁって思いました !今日も大きい子釣れたら嬉しいな〜♩」

エサを打ち続けているとウキは早くも動きだしアタリもではじめますが、見事にカラツンばかり。

エサに手水を加えてみたり、エサのサイズを小さくしてみたり、教わったことを思い出しながら工夫してみますがなかなか釣れない…

わたし:「なんでだろ〜」

杉本先生:「ウキが水を吸ってメモリも変わってきてるかもしれないから、もう一度オモリ調整をしようか!」

ここで一旦オモリ調整。

杉本先生:「よし!さっきまでの小さいエサだと1回のアタリで終わっちゃってたけど、これでさっきよりもたくさんエサも付けられる!」

オモリ調整をした後からすぐにアタリが!
しかも小さなアタリを見逃しても、その後にまたアタるように !

わたし:「ついついエサのことばっかり考えちゃうけど、ウキの調整も大事なんだなぁ。」

しかし、アタリは増えたものの未だ魚をかけられません。

わたし:「どうしたら釣れるのかなぁ…」

杉本先生:「僕のエサを一旦触ってみて!」

杉本先生のエサを触ってみると、

わたし:「え!!!やわらかっっっっっ!」

わたしのエサもやわらかくしてるつもりでしたが、杉本先生のエサは想像以上にやわらかくてビックリ!

杉本先生:「一度こっちのエサに変えてみようか !」

「凄麩」400cc「カクシン」200cc「カルネバ」200cc+「水」280cc
よく混ぜてから「浅ダナ一本」200cc

 

【8:30】

エサを変えてからすぐに

わたし:「釣れたー!!!!!!!」

鋭いアタリをアワせて無事ゲット!
そこから1時間で10枚達成!

わたし:「楽しい〜!!!」

綺麗なへら鮒も来てくれました。
へらフェスタでもなかなか苦戦したため、久々にポンポン釣ることができて嬉しさでいっぱい !

 

【11:30】

早めのお昼ご飯を挟んで、釣り再開。
活性はいいものの、へら鮒が寄りすぎて真っ黒になることはなく、順調に釣り続けます。

(わたし:もしかして今日自己記録更新できるかな?♩)

しかし、喜んでいたのも束の間。

わたし:「キターーーー !……あれ?もしや…」

わたし:「…さっきからスレばっかりだ…」

杉本先生:「短いハリスだとカラツンが多くてスレも増えちゃうから、ハリスの長さを戻してみようか!ハリスを戻してエサを遊ばせて、いい具合に削らせて、食べごろにしたのを食わせる !」

実はお昼休憩後、数をどんどん釣るためにハリスを5cm短くしていました。
しかしそれが裏目にでたよう。

杉本先生:「よし、ハリスを戻してエサも作り直して、ラスト1時間頑張ろう!!!」



あまりの暑さに先生も私もカメラマンもバテ気味(笑)
釣りに夢中でついつい忘れがちですが、しっかり水分補給をして気合い入れ直し!

杉本先生:「今は早いアタリをとって釣るパターンだね。そのアタリを逃したらそのあとはなかなか釣れないね。」

わたし:「確かに。初めのアタリの後のアタリをアワせても全然釣れない !」

暑さと闘いながらウキに集中!

わたし:「!!!」

わたし:「やったーーーー!!!やっと来た!嬉しい〜!!!」

スレ続きの時間も乗り越え、やっとお魚と再会!

へらは答え合わせができた瞬間が最高に気持ちいいですね♩

 

今日の教訓

ハリスやウキも要チェック!

これまでエサのタッチや大きさの調整、硬いエサとやわらかいエサの使い分けなどを学んできて、釣れなくなった時にエサをどうすればいいか考えるようになりました。

ここからさらに、エサだけではなく、ウキやハリスの長さの調整など、仕掛けの調整も自分でできるようになりたいなと思いました。

 

次回のミッション

わたし:「今日1日ありがとうございました !本当に暑すぎましたけど、程よく釣れて嬉しかったです!ただ、結構渋かった時間もあって、数釣りという面では目標は達成できなかったので、またリベンジしたいです。」

杉本先生:「そうだね !次こそは『The夏』なへら鮒釣りを楽しんできてね!!」

わたし:「頑張りま す!」

 


今回はチョーチン両ダンゴで、高活性のへら鮒の強いアタリと強烈な引きを楽しんだエマちゃん。

まだまだ続く夏の高活性。
ここらで、自己最多枚数に挑戦したいところ。

湧くへら鮒の中、アタリとエサ持ちを見極められるか・・・

次回も乞うご期待!