【へらにハマってもいいですか? LEVEL.15】綿貫 正義インストラクターと冬を楽しもう!
企画説明
【へらにハマってもいいですか!】略して“へマっていいですか?”はマルキユーアンバサダーに就任した“えまたん”こと片原恵麻が、へら鮒釣りを一から教わり、一人前の“へら師”になることをテーマに自ら執筆連載します!
今回のミッション
【綿貫 正義インストラクターと冬を楽しもう!】
今回のテーマは“冬を楽しもう”!
活性が下がる真冬のへら鮒釣りは厳しいイメージがありますが、釣り場に到着すると朝からニコニコしているスタッフさん達。
釣れるかなぁと前日から不安でドキドキしていましたが、どうやら今回はご褒美な釣り場らしい…?
今回の釣り場
今回訪れたのは千葉県長生郡にあるつりぼり とり亀さん。
元々はオーナーさんが趣味で作った池で、現在はキャンプ・グランピング施設・室内つりぼり(食べられるホンモロコ)が併設されています。夏にはなんと蛍も見ることができるそう。
また、今回の取材陣の一番のお目当ては食事!
どうやらお昼ご飯が絶品とのこと。お昼を楽しみに、早速釣りの準備を始めます。
レッスンスタート
わたし:「おはようございます!よろしくお願いしますっ」
綿貫先生:「おはよう〜!」
わたし:「今日の釣り場は綿貫さんリクエストと聞いています!」
綿貫先生:「とり亀さんは食事が本当にびっくりするくらい絶品なんだよ〜」
わたし:「だから皆さん朝からウキウキしているんですね!(笑)お昼を楽しみに頑張ろ〜!」
今回の仕掛け
・サオ
10.5尺
・ミチイト
0.6号(ナイロン)
・ハリス
上0.5号(ナイロン)8cm
下0.3号(ナイロン)50cm
・ハリ
上5号
下3号
・ウキ
ボディ4cm PCムクトップ カーボン脚
・その他
・ウキゴム(ウキの脚に合わせたサイズの物)
・ウキ止め(木綿糸)
・板オモリ(0.25mm 厚 内径0.3mm ウレタンチューブ装着)
・ジョイント(24号)
今回のエサ
= 午前 =
【バラケエサ】パターン①
「粒戦」50cc+「粒戦細粒」50cc+水150cc +「ふぶき」200cc+「セット専用バラケ」100cc
【くわせエサ】
「力玉」(「さなぎ粉」漬け)
= 午後 =
【バラケエサ】パターン②
「粒戦」100cc+「とろスイミー」50cc+水200cc +「ふぶき」200cc+「セット専用バラケ」200cc
【くわせエサ】
「力玉」(「さなぎ粉」漬け)
わたし:「『ふぶき』は初めて使うのですが、どんな特徴があるんですか?」
綿貫先生:「『ふぶき』はふわっとした軽い感じのエサだよ。軽くて、かつタナまでしっかり届くエサだから低活性時におすすめのエサだね。」
わたし:「ちなみに、このエサはどのくらいの固さで付ければいいですか?」
綿貫先生:「ウキが立つ頃までエサがついていれば大丈夫だよ。これが絶妙で難しいんだけどね〜」
わたし:「わぁ、このエサやわらかいですね!固さの調整が難しそう…」
綿貫先生:「『力玉』を先につけてからバラケエサを上バリにつけたら、上バリの方を左手で持って振り込むとエサが途中で落ちづらいよ!」
釣り開始!
準備もできたところでいよいよ釣り開始!
投入。
わたし:「あ、エサうまい感じに届いてくれた〜」
綿貫先生:「そうそう、いい感じ!」
エサがやわらかいわりに扱いやすくエサ付けは想像していたより難しくなかったですが、一向にアタリはありません。
わたし:「アタリがでるのを待っちゃうなぁ…」
綿貫先生:「エマちゃん、今の時季は待って大丈夫だよ!普段ならもう上げようって言うかもしれないけど、今の時季はただでさえ活性が低くてアタリがでにくいからね。誘いは前回習ったかな?」
わたし:「はい、習いました!」
綿貫先生:「エサを切る前に誘うといいよ。切るタイミングも作れるし、もしそれで食ってきたらラッキーだし!」
わたし:「わかりましたっ!」
数分後…綿貫さんの竿が大きくしなっています!
わたし:「今日1枚目のへらだ!可愛い〜!!!」
小ぶりで可愛らしいサイズ。
わたし:「だから今日はこんなに小さいハリを使うんですね!」
綿貫先生:「そうそう。あとは、エサをゆっくり落とすためもあるよ。」
わたし:「なるほど〜!!」
しかし、エサを打ち続けるものの全くアタリをだせません。
わたし:「どうしよう…釣れる気配がしないです…」
綿貫先生:「こっちの11尺の竿に変えてみる?」
わたし:「はい!」
竿をそっくりそのまま交換してすぐにアタリが!
わたし:「うわぁ、アタったー!!!けど釣れなかったー!」
何度かサワリはあるものの、かけられず…
わたし:「でもアタるときは、投入してから2、3秒後にウキがフワフワしますね!」
綿貫先生:「そうそう。ちなみに次でお昼前ラスト1投だね。」
わたし:「もうそんな時間!?やばい!」
昼食前のラスト1投、投入したがすぐにアタリはなく…
朝、綿貫先生から教わったように、エサを上げる前に誘った瞬間。
シュッ
ウキが水面から消えました。
わたし:「乗ったーーーー!!!!!!」
なんと、お昼前。無事顔を見ることができました。
わたし:「嬉しい〜!めちゃめちゃ楽しかった〜!!!」