【へらにハマってもいいですか? LEVEL.4】杉本智也インストラクターから段底の基本を学べ!|へら鮒天国

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【へらにハマってもいいですか? LEVEL.4】杉本智也インストラクターから段底の基本を学べ!

釣り開始!

わたし:「今日の段底のポイントを教えてください!」

杉本先生:「1つめはハリの重さを知ること。2つめはチャンス目盛りに集中すること。かな。」

わたし:「(チャンス目盛り…?)」

杉本先生:「ちなみに今日の目標は?」

わたし:「ん〜…目標は高く、10枚!__________」

杉本先生:「それじゃあツ抜け目指して頑張ろう!」

1.ハリの重さを知ろう!

杉本先生:「前回底釣りの基本で学んだ通り、仕掛け作りと底立てが大事だから丁寧にやっていこう!」

わたし:「はい!まずは仕掛け作りですね。」

手順1、オモリを装着杉本先生:「このときハサミを使って上を押さえて巻き始めを作っておくといいよ。こうするとオモリがきれいに巻けるからアワせたときにオモリがずれなくなるよ!」

手順2、一度池に振り込んでみる杉本先生:「ハリがない状態だと、ウキは赤の目盛りだね。これを覚えておいてね。」

手順3、次に上バリをつけてから池に振り込む杉本先生:「上バリだけが宙にいる状態だと、ウキは黄色の下の緑の目盛りがちらちらと見える状態だね。と言うことは、上バリの重さはウキ1目盛り分だね。後で出てくるけど、ここがチャンス目盛りになるよ。」

手順4、次に下バリもつけて池に振り込む杉本先生:「次に下バリもついた状態だと、ウキは黄色の上にあった緑の目盛りだね。下バリも上バリ同様ウキ1目盛り分の重さってことがわかったね。」

手順5、エサをつけて同様に池に振り込む杉本先生:「最後にエサをつけて入れてみよう。赤の目盛りだね。つまりエサの重さもトップ1目盛り分と言うことだ。ここまで確認できたら、次はタナとりをしていこう!」

わたし:「ハリの重さを認識することも大事なんですね!(メモメモ…)」

杉本先生「ちなみにタナ取りは僕はフロートをつけないでやることが多いかな。」

わたし:「フロートなしでもタナ取りできるんですね!」

杉本先生:「フロートを使う使わないは好みなんだけど、今日みたいに底に落ち葉が溜まってヘドロ状になっているような底だと下バリが落ち葉の下まで潜ってしまう可能性があるから、なるべく自然な状態に設定できるように今日はタナ取りゴムを小さめ、フロート無しでやってみようか!」

手順1、下バリにタナ取りゴムをつけて、池に入れる杉本先生:「ゆっくり沈んでいくように、エサと同じくらいの重さを目安にするといいね。」

手順2、トンボをつけて、ウキの位置を調整杉本先生:「タナ取りゴムを付けて、水面からトップが出るようにウキの位置を調整。トップが5目盛り出てたからトンボをその位置に付けよう!」

手順3、ウキを待ちたい目盛り+2cmくらい上げる杉本先生:「ウキを上げて糸をたわませることで、確実に下バリが底にいる状態を作るよ。」

手順4、下バリにくわせをつけて、後はウキの目盛りを見ながらオモリの微調整 杉本先生:「くわせエサを付けて実際に釣りをしているときのハリの重さにしたら、待ちたい目盛りが水面から出るように再度オモリの微調整をしよう。」

わたし:「やっと出来た〜!釣果に関わると思うと下準備も慎重になりますね!笑」

杉本先生:「それじゃあ、バラケエサもつけてやっていこう!」

2.チャンス目盛りに集中しよう!

わたし:「まずは魚を寄せるためにポンポンとエサを打っていこうかな。」

数投エサ打ちを繰り返していくと、段々とウキが動くように。

わたし:「バラケが落ちる前にアタっちゃってる…これはアワせていいやつですか?」

杉本先生:「お!ここでさっきチラッと言ったチャンス目盛りの話になるよ。段底の釣りでは下バリが底についている状態だから、ウキには上バリの重さだけがかかっているよね?そこで、エサがついていない上バリだけの状態のウキの目盛りを覚えているかな?」

わたし:「黄色でした!」

杉本先生:「そう!その黄色がいわゆるチャンス目盛りになるんだ。バラケが落ちて黄色の目盛りが出てくるまでは、バラケのエサに小魚が集まってきたり、ラインがへら鮒に当たったりしてウキが動いているんだよ。だから、チャンス目盛りが出てくるまでは、ウキが動いても耐えてみよう!チャンス目盛りが出てからが勝負だよ!」

わたし:「…分かりやすい!!分かりました!」

杉本先生に従って、チャンス目盛りが出てくるまで待つと…

チクッ!

わたし:「かかった〜!!!やった〜!」

銀色に輝く綺麗なへら鮒がやってきてくれました。

その後も連続してゲット!
ポツポツと釣り続け、恒例のお昼ご飯に。

ちょっと一息

最近はお昼ご飯もへら鮒釣りの楽しみになっています。
しかも、今日のお昼ご飯はマグロ丼!わたし:「美味しい…!管理釣り場でこんなに美味しいマグロ丼が食べられるなんて!」

吉森へら鮒センターに行った際にはぜひ皆さんマグロ丼を食べてみてください!


お昼の後も釣り続け、目標の10枚達成!

わたし:「10枚目ゲット〜!やった〜!」

杉本先生:「おめでとう!この一番厳しいときにツ抜けは素晴らしいよ!!」

わたし:「最後の方はエサが持ちすぎてるのかウキがなかなか戻ってきませんでしたけど、チャンス目盛りまで待ってれば必ずアタるようになってました!」

杉本先生:「段底はタナが仕上がれば安定して釣れるんだ。なかなか釣れないと思って基本路線からブレてしまうと意外と釣れないことが多いから、今回は1日を通して基本がしっかり守れたって証拠だね。」

今回の教訓

【チャンス目盛りまで耐える!】

しっかりタナ取りをして丁寧に仕掛けをセッティングすると、魚が寄ってきたのがハッキリとわかりました。
しかしその分バラケエサが落ちる前に小魚やへら鮒の体当たりによってウキが動いてしまうため、バラケエサが落ちた「チャンス目盛り」の状態まで待ってへら鮒がエサを咥えた本アタリを見極めることが大事だなと実感しました。もちろん、エサのナジミやチャンス目盛りがでるでないの状況は事前にハリの重さを知っておくことで理解しやすかったです。

次回のミッション

わたし:「今日はありがとうございました!!!時季的に厳しい1日になると思っていたので、目標達成できて嬉しかったです!」

杉本先生:「これからの時季はぜひプライベートでも段底に挑戦してみてね!」

わたし:「はい!ちなみに、次回のミッションは何でしょうか?」

杉本先生:「覚えてほしいのはタナ1m以上規定の釣り場での浅ダナかな!一番寒くなる時期だと思うけど、それほどに1m規定の釣りはシビアになるから勉強しやすいと思うよ!頑張って!」

わたし:「ひぃ〜頑張ります!」

 


一番厳しい時季でも、着実に釣ることができたえまたん。次回はメーターセットのレッスンに突入と初回に比べてだんだんとレベルアップしている模様。
ひょっとしてえまたん、実はもう"へらにハマってる"かも?乞うご期待!