【へらにハマってもいいですか? LEVEL.3】都祭義晃インストラクターから底釣りの基本を学べ!|へら鮒天国

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【へらにハマってもいいですか? LEVEL.3】都祭義晃インストラクターから底釣りの基本を学べ!

釣り開始!

都祭先生:「今日は底釣りの基本を大まかに4つのポイントに沿って学んでいくよ!」


わたし:「4つも!うまくできるかなぁ。」


都祭先生:「1つめが水深。2つめが底立て。3つめがエサ切りのタイミング。4つめがエサの付け加減。それじゃあ早速やっていこう!」

 

1.水深

都祭先生:「まず底釣りにおいて基本中の基本となるのが、釣場の水深を調べることだよ。」

わたし:「そっか。底までの水深に合わせて竿の長さも決めるんですね!」


都祭先生:「池のホームページで簡単にチェックできるから、自分が行く釣場の水深を調べよう!自分の座席の水深さえわかれば大丈夫だよ。」

わたし:「本当だ!ホームページでも確認できるのは便利ですね!」

2.底立て


わたし:「2つめのポイントの『底立て』って何ですか?」

都祭先生:「タナ取りなら聞いたことあるかな?底立てっていうのは、底のタナを取るということだよ。」

わたし:「なるほど〜!!!」


都祭先生:「底釣りでは魚を底に寄せなければいけないから、この底立てが一番重要なんだよ。底立てで手を抜いちゃうと釣果がガクッと変わっちゃうよ。」

わたし:「(底立て頑張らないと…)」


手順1、フロートをつける。※このときウキが沈む程度の板オモリを事前に巻いておく


手順2、両バリを1つのタナ取りゴムに刺す。(タナ取りゴムは、ウキにフロートを付けた状態でゆっくり沈む程度の大きさにする。)


手順3、池に投入して、自分が釣りたいポイントの水深を測る


ウキのトップが1目盛出るように調整してゆき、1目盛りめに目印となるトンボを合わせる。

都祭先生「このとき、竿を前に出すと斜めになっていた糸がまっすぐになるよ。竿を前に出したり後ろに引いて、自分が釣りたいポイントの水深をしっかり測ろう。」


手順4、竿を上げて針をどんどん手前に持ってきて、ポイント周辺の底がどうなっているかを確認する


手順5、フロートとゴムを取ったら、トンボを参考に「自分が待ちたい目盛+5cm深く」のところにウキを持ってくる


手順6、再度エサ打ち点に仕掛けを入れながら、エサ落ち目盛りが水面から出るように板オモリを調整する。


都祭先生:「これで一連の流れが完了!」

わたし:「長かった…やる事が沢山あって難しかったです…ふう。。。」

 

都祭先生:「それじゃあ次は1人でもう一回最初からやってみよう!」

わたし:「…!?(ス、スパルタ!でもありがたい…!!)はい!」

 

3.エサ切りのタイミング

都祭先生:「底立ては何となく分かったかな?」

わたし:「はい!先生のおかげで、底釣り1人でも挑戦できそうです!」

都祭先生:「それじゃあエサをつけて早速釣りしていこう!」

わたし:「はい!ちなみに、エサはどのくらいのサイズですか?」

都祭先生:「大きすぎないようにつけてみよう。このくらいだね。」


※エサのサイズは使用してるハリが隠れる程度

 

エサを投入し、沈んだウキがゆっくり戻ってきます。

ウキに動きがなかったので回収すると、上バリにエサが残って帰ってきました。


わたし:「エサが帰ってきちゃいました(汗)どのくらいのタイミングでエサを切ればいいですか?」

都祭先生:「着底してエサをすぐ切ると今みたいにエサが戻ってきちゃうから、そろそろエサが溶けただろうなってタイミングを時間やウキの動きで判断してエサを切るといいよ。もしナジんでいたウキが頻繁に上がってくるようだったらそれは魚が集まってきた証拠だから、地道にエサ打ちをしよう。エサが水を含んで膨らみ、ハリだけが自分の元に帰ってくるようにすると、自分のポイントにエサを置いてこれるよ。」

わたし:「むずかし〜!たった1つのウキの動きで色んなことが分かるんですね!」

 

再びエサを投入。

先ほどは回収のタイミングが早かったので、今回は3分ほど待ってみることに。

ウキがゆっくり現れて少ししたとき

ムズっ…

ウキが若干下がった気がしたのでアワせてみると、


わたし:「かかった〜!!!」


なんと2投目にして綺麗なへら鮒がきてくれました!!!


わたし
都祭先生「やった〜!」
先生、誰よりも嬉しそうです。笑


わたし:「自分のポイントにエサを置いてくるっていうのが難しいですが、やっぱりへら鮒釣りは釣れたときの達成感がたまらない!」


都祭先生:「ちなみに、ウキが上がってきたらアタるサインだと思うといいよ!そうすると、アワせる前に心の準備ができるよ!」

わたし:「なるほど!次から意識してみます!」

 

4.エサの付け加減


わたし:「あ、またちょっとエサが残ってかえってきちゃいました。」

都祭先生:「エサが戻ってくるっていうことはこのダンゴエサはしっかりしたエサだから、もう少し軽めにつけてみようか。ギュッギュッくらいで。」


エサを気持ち軽めにつけて、数投。


わたし:「釣れました〜!!!」


エサがポイントに溜まって魚も集まってきたのか、だいぶウキが動くようになりました。

ポツポツと釣り続け、お昼ごはんに。
お昼は予約しておくとお弁当をいただけます。

寒い中で釣りをした後のホカホカのお弁当はとてもしみます。へら鮒釣りは昼食も魅力の1つですよね!

 

お昼の後も釣りを続けますが、パタリと釣れなくなってしまいました。


わたし:「ウキは動いているのに、スレたり、アワせても釣れなくなっちゃいました…」


都祭先生:「カラツンとスレはエサがもっていないサインだから、今度は逆にエサをしっかりめにつけてみようか!エサがもっていないほどウキのかえり幅が大きくなるから、ウキのかえり方でエサのもち具合もチェックしよう!」


そこでエサをしっかりめにつけてみると、途端に毎投明確なアタリがでてきました。


わたし:「エサの付け方を変えただけなのに!!!ほんのちょっとエサに変化があるだけで、良くも悪くもウキの動きが大きく変わるのが本当に面白いです!」


都祭先生:「ちょっとした調整がとても大事になる釣りだね。」

 

今回の教訓

【4つの基本のポイントを丁寧にこなすこと】
1.水深を調べる
2.ていねいな底立て
3.エサ切りのタイミング
4.エサの付け加減

今回教わった4つのポイントを丁寧にこなすことが底釣りの釣果に結びついていて、事前準備はもちろん、ウキの動きを見て細かな調整をする事が大事だなと実感しました。

 

次回のミッション

わたし:「今日はありがとうございました!底立てやエサ切りのタイミングなど、とても難しかったですが小さいアタりを取れたときがすごく嬉しかったです。」

都祭先生:「底釣り難しいけど、楽しかったでしょ〜?」

わたし:「はい!ちなみに、次回のミッションは何でしょうか?」

都祭先生:「次回は段差の底釣りを覚えてもらおうかな!」

わたし:「頑張ります!…(段差…?)」

 


底釣りの基本を都祭先生から学んだえまたん。寒さは増すばかりのへら鮒釣り。
果たして無事に乗り切ることができるのか?!
次回のミッションは“段底の基本を学べ!”。乞うご期待!


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