【へらにハマってもいいですか? LEVEL.3】都祭義晃インストラクターから底釣りの基本を学べ!
企画説明
【へらにハマってもいいですか!】略して“へマっていいですか?”はマルキユーアンバサダーに就任した“えまたん”こと片原恵麻が、へら鮒釣りを一から教わり、一人前の“へら師”になることをテーマに自ら執筆連載します!
今回のミッション
【都祭義晃インストラクターから底釣りの基本を学べ!】
今回私にへら鮒釣りを教えてくれるのは都祭義晃先生。都祭先生は管理釣り場から野釣りまであらゆる釣りに精通しているとのこと。明るい性格で陽気にみえる反面、実はすごくまじめな方で、トーナメントでも活躍されています。そんな都祭先生から底釣りの基本を学びます。
今回の釣り場
今回訪れたのは埼玉県狭山市にある前山の池さんです。智光山公園内にあり、狭山市市営のへら鮒釣り場となっています。また自然豊かな広葉樹に囲まれ、扇形に広がった野池のような釣り池は、抜群のロケーションです。受付前にはストーブがあるのも冬の朝には嬉しいですね。今回はYouTube番組「GO!GO!九ちゃんフィッシング」のリベンジも兼ねての再訪問です。
レッスンスタート
わたし:「おはようございます!今日は底釣りを教えていただくのですが、そもそも底釣りって何ですか?」
都祭先生:「底釣りっていうのはエサが水底についている状態で、エサを底に集めて魚を寄せる釣り方だよ。底に魚を落ち着かせることで安定して釣ることができるんだよ。」
わたし:「底にいる魚を釣るというよりは、底に魚を集めて釣るんですね!」
都祭先生:「そのとおり!“底を利用して魚を釣る”イメージで臨むといいよ!底釣りは冬のへら鮒釣りに欠かせないから、早くマスターできるように頑張ろう!それじゃあ早速仕掛けを作ってみようか!」
今回の仕掛け
・サオ
10.5尺(3.15m)
・ミチイト
0.8号(ナイロン)
・ハリス
上0.5号(ナイロン)40cm
下0.5号(ナイロン)47cm
・ハリ
上4号(両ダンゴ用)
下4号(両ダンゴ用)
・ウキ
ボディ「11」cm 「パイプ」トップ 「竹」脚
※エサ落ち目盛り=全11目盛り中7目盛りだし
・その他
・ウキゴム(ウキの脚に合わせたサイズの物)
・ウキ止め(ミチイトに適合するサイズの物)
・板オモリ(0.3mm 厚 内径0.3mm ウレタンチューブ装着)
・ジョイント(「24」号)
・トンボ(木綿糸等)
今回のエサ
都祭先生:「今回は上バリにダンゴエサを、下バリにグルテンエサを使った底釣りをやっていくから、作るエサは2種類になるよ。」
・ダンゴエサ
「ダンゴの底釣り 芯華」200cc+水100cc
・グルテンエサ
「わたグル」50cc+水60cc
先生に習ったエサの使い方のコツ
都祭先生:「まず、エサは常に左手で混ぜるクセをつけておくと調整感覚が身に付くね。『ダンゴの底釣り 芯華』は混ぜてから半分に分けて、使う方を軽く手の甲で押しておこう。ちなみにこの事を“エアーを抜く”って表現することが多いかな。」
わたし:「グルテンエサの『わたグル』は100ccの量で作らなくてもいいんですか?」
都祭先生:「グルテンエサは新鮮な方が魚が反応するから少量で都度作るのがいいかな。『わたグル』は混ぜたらボウルの端に寄せておこう。」
ということで、ダンゴエサとグルテンエサのエサ付けが完了したところでいよいよ実釣スタート!