2018年02月11日(日)
稲村 順一|アドバイザー芦田湖水光園にて8.7kg(10枚)川口市釣連初釣り大会 兼 日研川口真菰支部2月例会第4位
- 釣行場所
- 管理釣り場| 芦田湖水光園(千葉県)東桟橋奥(規定18尺までのエリアのエンドから5席目)
- 釣行日時
- 2018年02月11日(日) 7:00 〜15:00
- 天候
- 曇り一時晴れ
- 混雑度
- 釣り場全体で90%
- 釣行理由
- 川口市釣連初釣り大会 兼 日研川口真菰支部2月例会
- 釣果
- 8.7kg(10枚)
- 成績
- 第4位
- 釣り方
- 18尺宙釣り(タナ約2.5m、沖目狙いの底チョイ切り)ウドンのセット
- 仕掛け
-
竿 18尺(飛天弓 閃光) 道糸 0.6号(極弦へら道糸) ハリス上 0.5号 - 15cm(極弦へらハリス) ハリス下 0.3号 - 50cm(極弦へらハリス) ハリ 上 7号(Sasori HARD) ハリ 下 2号(Sasori BITE) ウキ 「クルージャン ウィンターバージョン'16-'17段底用WDG」No.3
エサ
【バラケ】「粒戦」100cc+「粒戦細粒」50cc+水200cc(吸水のため約10分放置後)+「底バラ」100cc+「段底」200cc(別ボウルに適宜取り分け、状況に応じて手水を加えながら「粘麩」「粒戦」「粒戦細粒」を少量ずつ絡めてタッチを調整)
【くわせ】「力玉(「さなぎ粉」漬け)」、「感嘆(「さなぎ粉」+「粘力」入り)」
コメント
空いていれば大型の新べら混じりで30枚前後は釣れるという情報を聞いていたが、例年満席に近い混雑となると10枚釣るのも至難の業で、オデコも多数出てしまうのがこの大会の難しいところ。ポイントは回遊してきた良型をスレさせずに、いかに食わせることができるかに懸かっていると言っても過言ではなく、従ってたとえウキの動きが少なくても半信半疑のアタリに手を出すのは厳禁。そうかと言って良いアタリを待っていてはいつになってもウキは動かないので、序盤で当日のヒットパターン(食いアタリ)を見極めることが肝心。また、ウキのナジミ際にサワるだけでアタリが出ないときは思い切って底を切った深宙釣りも効果的で、特に大型の新べらが底に着いていないとき、もしくはウワズらせてしまったときに10~30cm底を切ると、いきなりアタリが出て大型の新べらがヒットした。ちなみに、この日に行ったアタリを出すための工夫としては、細めのグラスムクトップが沈没しない程度(直径10mmほど)に強めの圧を加えて持たせ、ジワジワとゆっくりトップが戻すことを繰り返すなかで、わずかにでも気配を感じたときにのみバラケの早抜きを織り交ぜるという戦略。しかし、これだけではどうしてもアタリを出しきれなかったため、結果として宙底をこまめに切り替えるというどっちつかずの変則的な釣りになってしまったが、実際多くの参加者が途中で釣り方の変更を余儀なくされるほどアタリに飢えた状態であったため、辛抱強さよりも臨機応変さが決め手となった釣行であったと総括しよう。 今シーズンの新べらのなかには1.5kg前後の体高ある大型べらが多数含まれており、池の手前のエリアに多く居着いているという情報が得られた。混雑すると完全に口を閉ざしてしまうので、むしろ奥寄りの沖目狙いが手堅い攻め方と言えよう。ちなみに平日のトップ釣果は宙・底ともに30~40枚は出ているが、型は断然底釣りに分があるようで、その際は両グルテン(※硬めの小エサ)がベストマッチするとのこと。なお当日は15尺前後の浅ダナ(タナ約80cm)ウドンセット釣り(※今シーズンからタナ規定廃止によりカッツケ解禁)が上位を占め、底釣りではアタリはあるもののスレバラシが多く苦戦を強いられたと嘆く参加者が多かった。