【へらにハマってもいいですか? LEVEL.30】吉田康雄インストラクターと“何でも来い!秋の野釣りでへら鮒に出会え!”|へら鮒天国

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【へらにハマってもいいですか? LEVEL.30】吉田康雄インストラクターと“何でも来い!秋の野釣りでへら鮒に出会え!”


企画説明

【へらにハマってもいいですか?】略して“ヘマですか?”はマルキユーアンバサダーの片原恵麻が、いろんな先生からへら鮒釣りを学びその楽しさをレポートし発信する連載です!


前回の記事はこちら

 

今回のミッション

今回のミッションはズバリ“何でも来い!秋の野釣りでへら鮒に出会え!”

 

今回の釣り場

今回訪れたのは、茨城県の土浦新川

霞ヶ浦の流入河川として知られ、肌寒くなってくるとへら鮒などの魚たちが集まってくるのだそう。

さて、久々の野釣り! !!期待値MAXでスタート!

 

レッスンスタート

私:「おはようございます! 吉田先生だー!」

吉田先生:「おはよう!今日は色んなのが釣れるよ〜なんでもコイ!な1日だよ!」

私:「たのしみ!!どんな釣りですか!?」

吉田先生:「流れがある釣り場だからドボンをやるよ!だから、ウキもこんな大きいのを使うんだ。アタリが大きい釣りだから、こんな大きな目盛りのウキで大丈夫(笑)」

吉田先生:「今日はハリを付ける前にやって欲しいことがあるんだ!」

私:「何ですか!?」

吉田先生:「今日は海で使うようなオモリを付けるから、投げるとウキが潜っちゃうの。これをドボンって言うんだけど、ウキが水面に出る位置までタナ調整するよ。仕掛けを投げるときもオモリを向こうにポンと投げる。」

私:「思いっきり投げていいってことか!」

吉田先生:「普通に下から投げるか、タスキ振りかな !」

普通に投げてみる。

……あれ、全然飛ばなかった!

吉田先生:「タスキ振りしてみようか!」

久々のタスキ振り。

力が入りすぎてバシャァ!!

私:「力強すぎた!笑」

吉田先生:「もうちょっとソフトにやってみよう!」

ふわっ…スポッ…

吉田先生:「いいね、いい感じ!!!」

ちょっと掴めてきた気がする…!!

 

今回の仕掛け

・サオ
18尺

・ミチイト
2号(ナイロン)

・ハリス
上1号(ナイロン)30cm
下1号(ナイロン)40cm

・ハリ
上8号
下8号

・ウキ
ボディ8cm(外径8mm) パイプトップ

・その他
・ウキゴム(ウキの脚に合わせたサイズの物)
・ウキ止め(ミチイトに適合するサイズの物)
・オモリ(ナス型1号)
・ジョイント(大型用)

 

今回のエサ

私:「今日のエサはどっちもダンゴですか?」

吉田先生:「今日はね、グルテン!両グルテンのドボンだね。ダンゴを打っちゃうとへら鮒以外の魚のほうが寄りすぎちゃうかも…」

ここでエサ作り。

「もちグル」100cc +水100cc

吉田先生:「水分量はシビアだからきちんと水100cc入れてね。グルテンはかき混ぜるほど繊維がしっかりひきたつから管理釣り場のときよりもしっかりかき混ぜてね。こういう場所はエサ持ちのいいグルテンを使わないとだから!」


さらに、

吉田先生:「あと、普通に持ってても竿をもってかれちゃうことがあるから、尻手ロープを付けておこう!」

野釣りの緊張感… !

 

釣り開始!

私:「これは結構初めから待ってて大丈夫な感じですか?」

吉田先生:「うん、まぁ大丈夫だよ

こういう場所でのんびりする釣りを今日は楽しんでもらうよ」

でも、気楽に始めたものの、全く魚の気配なし。

吉田先生:「あれ、こんなはずじゃなかったのに… 他のポイント見てくるね」

気温が急に下がったからか、ジャミも来ない。
なんだかどんどん減水もしてる?

あまりにも渋いため、へら鮒以外も寄せてしまう可能性があったから打たなかった「ダンゴの底釣り 芯華」を投入。

ダンゴエサ:「ダンゴの底釣り 芯華」100cc+ 水50 cc

上バリにダンゴエサ。
下バリにグルテンエサを付けてみる。

するとウキが…

私:「あれ、なんか今ちょっとウキ動いた??」

エサを付け直して、もう1回投入。

……ズボッッ!!!

私:「わ!!!!!きたー!!!!!!!!!」

ギュイーーーーーンと竿がしなります。

なんと、大きい鯉!!!!!!

…しかし、

私:「タモ網が届かない!どうしよう!!笑 (吉田先生もあんな遠くに…)」

スタッフさん助けて(笑)。

あと少し…… !
タモが小っちゃい💦

私:「あっ バレちゃった」

まぁ姿はそこまで見えたしいいや。
そしてしばらくなにもなし。

そこへ吉田先生がなんだか嬉しそうにスキップしながら戻ってきて、

吉田先生:「おーい、ポイント移動しようか、向こうの方が魚っ気あるかも」

そんなことを聞いたらすぐに移動するしかない!!

吉田先生:「エサがボソボソしてきたみたいだから、手に水をつけてエサの表面を湿らせてみよう。ゆっくりと水分を吸ってだんだんやわらかくなっていくよ。」

魚がパシャパシャっ

私:「わぁ、こっちの方が魚っ気ある!!」

しばらくしたあと…

私:「アタった!!!」

あれ???……ゴミだった!笑

しばらく新しいポイントでエサを打っていると…
とぅん…とぅんっ

私:「アタった!!!」

わー!!!へら??

ダントウボウだー!!!!

私:「やったー魚釣れた!久々だダントウボウ!!」

私:「あ!吉田先生が釣った!小さいオオタナゴ!」

するとまた、なんかウキ動いた?と思った瞬間、ニュッニュウウウとウキが入っていく。
2回連続乗らなかったから、今回はしっかりウキが沈みこんでからアワせる。

私:「わーーーい!!!!ダントウボウ釣れた!」

吉田先生も、続けてダントウボウ〜!

だんだんと天気の雲行きが怪しくなり、ラスト1投。

…!!!!

最後の最後に、吉田先生 がアメリカナマズを釣り上げた!!!!!

私:「すごーーーーーい!!!!!!大きい!!!!!」

雨も強くなり風も吹いてきて、竿が振れなくなり、終了。

へら鮒には会えませんでしたが、久々の野釣りで色んなお魚を見れて大満足 また来春行きたいな。

 

今日の教訓

ドボンといえどもエサ打ちは優しくていねいに。ふわっと投げて、仕掛けを信じて待つ。 渋くても焦らずにのんびりとしながらも、ポイントや仕掛けを柔軟に変えると待ちの野釣りでも何かしらの成果がでるかも??

吉田先生:「今日は頑張ったね!(笑)」

私:「へらに会えなくてちょっと悔しいけど、やっぱり野釣りは楽しいですね!」

吉田先生:「野釣りもマッシュとか乗っ込みとかもっといろいろあるから今度チャレンジしてみてね。そうそう、もうそろそろ管理釣り場の新べら釣りも面白いんだ!」

私:「おお!次回はそれやろうかな!」

 


野釣りはいつも釣れるワケじゃないよね!
でも、たまにいい思いをしちゃうとやめられなくなるのが野釣りの面白さ。

気づくとまだまだ楽しい釣りがへら鮒釣りの中にはいっぱいあるね!

次回は綺麗なへら鮒に会いに行こう!

乞うご期待!