【へらにハマってもいいですか? LEVEL.29】萩野孝之インストラクターとホタチョ―に挑戦!

企画説明
【へらにハマってもいいですか?】略して“ヘマですか?”はマルキユーアンバサダーの片原恵麻が、いろんな先生からへら鮒釣りを学びその楽しさをレポートし発信する連載です!
今回のミッション
【ホタチョ―に挑戦!】
9月23日に開催される「プライムエリアへらフェスタ2025」に向けての予行練習!
募集総数は240名とのことで激戦を予想。
緊張も感じつつ、いざ椎の木湖へ!
しかも、本番は激戦でも安定して釣果をだすためにM-1CUP決勝でも安定していたホタチョーに初挑戦。
まずは、エサ作りから教えてもらうことに!
今回の釣り場
今回訪れたのは、自動計量器×超大型べらで他を圧倒、釣り偏差値を要求される椎の木湖。
規定は竿8~21尺、生エサ以外自由、ウキ止めゴムまでのタナは1m以上。収容人数は416名と大規模。
食堂やカート販売などの設備が充実しているため、女性や子供でも快適に過ごせる反面、魚はいるけれどアタリをだすのに一苦労と釣り師なら没頭してしまう環境です。
レッスンスタート
私:「おはようございます!今回は“ホタチョー”という釣り方に初挑戦するのですが、“ホタチョー”って何ですか?」
萩野先生:「“ホタチョー”というのは、“ホタテのような太く大きなウドン(くわせエサ)を使うチョーチン釣り”のことなんだよ。名前はそこから来てると思うんだ。」
私:「では、まずはウドン作りからですね!!」
萩野先生:「今回は電子レンジを使ったウドンの作り方を教えるね。コツさえ掴めば誰でも簡単に作れるよ。」
–「魚信」を使用したウドンの作り方-
(1) 耐熱マグカップ等に水120ccと「魚信」の分包2袋をいれて、よく混ぜる
(2) 電子レンジに入れ、500wで2分にセット。
(3) 約30秒後中心がちょっと固まったくらいで取り出し、かき混ぜる(餅っぽくなるまで)
(4) もう一度電子レンジに入れて温め再スタート
(5)ぷく〜っと膨らんで破裂したらもう一度取り出して混ぜる
※マグカップが熱いので注意!
(6)スプーンなどを使用しウドン絞り器の筒部分に餅状になった「魚信」を入れる
(7) 筒の反対側から空気を吸い、入り切っていない「魚信」を筒の中にいれる
(8)ポンプで氷水の中に「魚信」を絞り出していく
※女性にはきついのでサポートが必要、、、
(9)全て絞り切ったら5~10分ほど放置し、ハサミ等で程よい長さに切る
(10) ケースに入れたら「わらび職人」を絡めて保存
※絶対に冷蔵保管しない!そのままへらバッグに入れておくのがいいかも。
今回の仕掛け
・サオ
10.5尺
・ミチイト
1.5号(ナイロン)
・ハリス
上1号(ナイロン) 10cm
下0.8号(ナイロン)30cm
・ハリ
上15号
下8号
・ウキ
ボディ14cm PCムクトップ
12目盛り中9目盛りだし
・その他
・ウキゴム(ウキの脚に合わせたサイズの物)
・ウキ止め(ミチイトに適合するサイズの物)
・板オモリ(0.3mm 厚 内径0.4mm ウレタンチューブ装着)
・ジョイント(20号)
私:「ハリスを太くする分、道糸も太くする…なるほど。じゃあウキがあまり動かなかったら、ハリスは長くすればいい?」
萩野先生:「いや、どちらかというとこの時季はこれ以上ハリスを長くすると糸ズレの動きになっちゃうから、思い切って竿を長くしたり、バラケを調整したりしよう!本番は12尺スタートが無難かもね。」
今回のエサ
萩野先生:「今日はバラケとウドンのセットでいくよ。ウドンは粒状に切って断面にハリを刺すように使ってね。」
【バラケエサ】
「凄麸」 200 cc+ 「バラケマッハ 」500cc + 「BBフラッシュ 」100cc + 「段差バラケ」 100 cc+「 浅ダナ一本」 100 cc+ 水 200cc
・手水と「BBフラッシュ」で都度調整
萩野先生:「このバラケはM-1CUPのとき3位の山村慎一選手が使用していたブレンドなんだ。ちょっと気になるからこれでやってみよう!バラケの大きさなんだけど、、、50ccカップにちょうど入るくらいで打ってみよう!」
私:「え、こんなに大きいんですか!?朝言ってたの冗談かと思いました(笑)」
萩野先生:「冗談じゃないよ、本気だよ〜(笑)」