2018年02月06日(火)
稲村 順一|アドバイザー椎の木湖にて27.65kg(30枚)プライベート
- 釣行場所
- 管理釣り場| 椎の木湖(埼玉県)2号桟橋313番座席
- 釣行日時
- 2018年02月06日(火) 7:00 〜12:30
- 天候
- 晴れ
- 混雑度
- 釣り場に80名ほど(周囲はほぼ1席置きに入釣)
- 釣行理由
- プライベート
- 釣果
- 27.65kg(30枚)
- 成績
- 釣り方
- 16尺段差の底釣りウドンのセット
- 仕掛け
-
竿 16尺(朱紋峰 本式) 道糸 0.7号(へら道糸PET) ハリス上 0.5号 - 15cm(極弦へらハリス) ハリス下 0.3号 - 50cm(極弦へらハリス) ハリ 上 8号(Sasori HARD) ハリ 下 2号(Sasori HARD) ウキ 「クルージャン ウィンターバージョン'16-'17段底用WDG」No.7
エサ
【バラケ】「粒戦」100cc+「粒戦細粒」50cc+水150cc(吸水のため約10分放置後)+「底バラ」100cc+「段底」100cc(別ボウルに半分取り分け、状況に応じて手水を加えながら「粘麩」を少量絡めてタッチを調整。基本はまとまり感のあるしっとりボソタッチ。)
【くわせ】「力玉ハードII(「さなぎ粉」漬け」
コメント
1月に釣行した際、段差の底釣り(以下、段底)でうまく釣ることができなかったため、復習の意味も込めて再挑戦。当日は6mほどの西風になるという天気予報ほど季節風が強く吹くこともなく、段底特有の小さなアタリを取るには絶好の釣り日和となった。動きが鈍くなっているへら鮒の気配を可能な限り感じられるよう、冬季仕様のグラスムクトップウキをチョイス。流れが出るとややシモリが生じ、エサ落ち目盛りが出にくくなることもあったが、食い気のあるへら鮒が寄ったときには微細なサワリがよく表れ、多少待ち気味の傾向は見られたが小さくも明確なアタリでコンスタントに釣ることができた。ポイントはバラケのタッチと抜き方で、釣れ始めの早い段階でボソッ気が強いとアタリが出にくいことが分かった。「粘麩」を少量絡めたまとまり感のあるタッチを基本とし、小さめのエサ付けでウキのトップ4~5目盛りナジミから一気に抜くようにしたところ、無駄な動きが出ることもなく安定して釣れ続いた。特にへら鮒の気配が濃厚なときは直径1cmほどの小エサで浅ナジミの早抜きをすると、3~4枚続けて釣り込めたことに好感触。ただし、その直後には必ずノーサワリ状態が訪れるので、いったん基エサに近いタッチに戻してバラケをウキのトップ一杯ナジませ、そこからゆっくり戻すようにすると再びアタリが復活。この繰り返しで前回の復習を含めて納得の釣りができた。下バリ3cmズラシ、タナ一杯。 当日の底近くの水温はまだ4℃と低いものの、1月に降った大雪による底冷えも解消されつつあり、段底はもちろんのこと浅ダナから底チョイ切りの深宙まで、まんべんなくアタリが出るようになってきたので今後も期待十分。現在は「感嘆」や「力玉」を使ったウドンセットが主流だが、これからは長竿で沖目を狙った両グルテンの宙・底釣りで、放流後に口を使わなかった大型の新べらが釣れ始めるので、さらに釣り方の選択肢が増える。参考までに当日の池の竿頭は段底で40枚超。なお、段底は浅場(おおむね13尺以上)から深場まで大差なく釣れている。