稲村順一が徹底レポート「釣技最前線」第70回 萩野 孝之の浅ダナウドンセット釣り
発売から間もないセット専用バラケエサのニューカマー「サナギパワー」。間もなく訪れる本格的なセット釣りシーズンを前に、そのポテンシャルを実証すべく、新エサ開発担当者のひとりであるマルキユーインストラクター萩野孝之が訪れたのは、日本最大級の野釣り場として名高いびん沼川だ。今回一般的な管理釣り場ではなく、魚影密度の点では劣る野釣りフィールドを選択したのには当然ながら理由がある。それは新エサの持つ特性のひとつである集魚力を検証すること。さらに管理釣り場の定番釣法であるウドン系固形物をくわせエサとしたセット釣りが、現在の野釣り場でも十分通用することを実証するためである。実釣取材は10月初旬。聞こえてくる釣況は決して芳しいものではなかったが、萩野は自らのテクニックに加え「サナギパワー」のポテンシャルを見事に引き出し、その名の通りパワー全開の釣りを披露してくれた。
トップアングラーの思い(狙い)が詰まった新エサ「サナギパワー」
「現代ウドンセット釣りのキモは、バラケる(開く)エサをいかにコントロールできるかにかかっているんです。実際に釣る人はこれができるテクニックを持った人であり、その一方で上手くコントロールできずに多くのアングラーが悩んでいることも事実なのです。僕自身決して楽にコントロールできている訳ではなく、チョットでも気を緩めると制御不能に陥ることも少なくありません。そのため、もっと楽に扱えるエサはないものか、セット釣りが簡単になるバラケエサはできないものかと常に考えていて、今回そうした思いが形になったのが『サナギパワー』という訳なのです。」
へら鮒界最強アングラーのひとりとして誰もが認める萩野をして「バラケの扱いが難しい」と言わしめる現代ウドンセット釣り。多くのアングラーが悩むのは至極当然のことであり、彼自身競技者の立場としてはもちろんのこと、マルキユーインストラクターとして誰もが簡単に扱えてたくさん釣れる、理想のエサを求めることも自然の流れであったのだろう。いわば新エサ「サナギパワー」は、そんな萩野らトップアングラーの思い(狙い)が詰まったバラケエサなのである。ではその思い狙いとは一体何なのであろうか。それは以下に挙げる新エサの特性に如実に表れている。
■圧倒的な集魚力
さなぎの集魚力を最大限引き出すべく採用されたのが、大小様々なサイズに加工された粒状さなぎ。さらに従来のさなぎ粉では考えもしなかった着色という発想を、それら粒状さなぎに施したことだ。しかもその含有量は対重量比で過去最大級といわれるほど大量投入されており、管理釣り場はもちろんのこと、野釣り場においても圧倒的な集魚力を発揮する。
■タッチの持続性
さなぎの効果は集魚力だけに止まらず、麩エサに見られるタッチの変化を最小限に抑えることにも大きく寄与している。それが独特のシャリッとした手触り。さなぎは元来ネバリを生じない素材である。それを粉末ではなく粒状に加工することでより強調することに成功。しかも大量に投入することで従来のバラケエサには見られない個性的なシャリシャリ感を生み出し、思い通りのタッチで最後まで使いきれる持続性につながっているのである。
■最強クラスのバラケ性
現在のマルキユーへら鮒エサラインナップのなかでは最強ランクに位置するバラケ性を持つ「サナギパワー」。それも現代セット釣りのキモのひとつといわれ、萩野がより強調したかった縦(直下)へのバラケ性が強化されている。これはある意味へら鮒を寄せること以上に難しいとされるくわせへの誘導力として表れ、いかなる状況においても確実に降り注ぐ麩の粒子がバラケ本体の直下に位置するくわせエサにシンクロし、さらにアピール力の増した大小様々なカラフルな粒状さなぎがへら鮒の摂餌中枢を刺激するという、まさにシステマチックなバラケに仕上がっている。
■タナの安定性
直下へのバラケ性強化はタナの安定に好影響を及ぼし、横方向への粒子の広がりを抑えることでその効果はさらにアップしている。この効果について萩野は「それほど神経質にならずに、へら鮒の不必要なハシャギを抑えることができるようになった」と言って歓迎する。へら鮒の大型化が進み、時合いが目まぐるしく変化する現代セット釣りにおいて、タナの安定は釣況の安定化につながる極めて重要なファクターであり、事実今まで以上にコンスタントにアタリを出すことができるようになっていると萩野は太鼓判を押す。
使用タックル
●サオ
シマノ 飛天弓「皆空」11尺
●ミチイト
オーナーザイト「白の道糸」1.0号
●ハリス
オーナーザイトSABAKIへらハリス 上=0.5号-8cm、下=0.4号-30cm~35cm
●ハリ
上=オーナー「バラサ」6号、下=オーナー「サスケ」5号
●ウキ
一志「セットスピリット」細パイプトップ四番
※エサ落ち目盛りはくわせをつけて全7目盛り中4目盛り
●ウキゴム
オーナー「浮子ベスト」2.0号
●ウキ止め
オーナー「スーパーストッパー」1.5号S
●オモリ
内径0.3mmウレタンチューブ装着板オモリ1点巻き
●ジョイント
オーナー「Wサルカン(ダルマ型)」24号
タックルセッティングのポイント
■サオ
サオの長さは釣果を左右する重要なファクターだが、周囲のアングラーの多くが13尺前後とやや長めのサオを振るなか、萩野はスタッフが集めた情報を元に11尺を継いだ。これは常時ある流れを考慮したうえで、アタリを持続させることができる最短尺と読んだゆえの答えである。
■ミチイト
釣れるへら鮒が比較的良型であることに加え、常に足元近くを泳ぎ回る大型のコイなどの外道に対する備えとして、浅ダナでありながらやや太めのラインを使用した。
■ハリス
ほぼ管理釣り場並みの仕様だが、今回のポイントになったのは下ハリスの長さ。スタート時に35cmで入った萩野はカラツンが連続してもこの長さを維持し、解消することが困難と判断した時点で30cmとした。そして途中バラケのブレンドパターンを数種類試した(これはスタッフの要望)際に一旦35cmに戻した以外、完全に時合をつかんだ時点でも30cmで通し、これ以外のタックルには一切手を付けずに完全攻略を果たしたのである。
■ハリ
上バリはこの時期の標準仕様。下バリはくわせエサの「感嘆(さなぎ粉入り)」をやや大きめのサイズとしたことから5号をマッチングさせた。
■ウキ
エサ落ち目盛りはくわせをつけて全7目盛り中4目盛りが水面上にでるように設定し、バラケを付けて1目盛り残しまで深くナジませたトップが、その直後から1~2目盛り返す間に消し込む強いアタリでヒットを重ねた。なおタナ規定のある管理釣り場であればウキがナジミ難くなった時点でサイズアップさせるというが、今回は野釣りであることからアタリまでのナジミ方・モドシ方に違和感がない限り、タナを変えて理想のアタリを導き出していた。
当日の釣りの流れ(開始から釣りが決まるまで)
まずは取材時の釣りの流れを振り返ってみよう。萩野が釣り座を構えたポイントは砂塚橋北岸大ケヤキ前と呼ばれるポイントのやや上流部。北風が吹くとの予報を受けての選定だが、びん沼川ではどの方向からの風でも川なりに吹き抜ける傾向があり、また比較的緩やかだが常時流れがあるため、バラケの使い方に加えてタナの設定にも一工夫必要だ。
スタート時のタックルセッティングは前述の通りで、朝方は浅めのタナでも結構アタリはあるが、日中は1.2~1.5mくらいに下がるという情報があり、萩野はまずウキ下60cmほどの浅ダナでエサ打ちを開始した。このときのバラケのサイズは直径15mm強の水滴型で、表面は丁寧に整えられている。ただし強い圧を加えることは控えているので、トップ1目盛り残しまでナジんだウキは数秒間踏ん張るだけでジワリと返してくる。間髪入れず素早く打ち返す萩野。同じような打ち返しを数投繰り返すと、早くもジャミらしき動きがトップに表れる。委細構わずテンポ良くエサ打ちを続けていると間もなく力強いアタリが出始めたが、2回ほど空振った後、ナジミきったウキの戻し際にスパッと消し込んで尺級がヒット。この1枚を皮切りに順調にアタリが増え始め、開始から30分後にはほぼ毎投アタリが出るようになる。
心配された流れもほとんど気にならずコンスタントに絞り続ける萩野に、1ボウル打ち切ったところでバラケのブレンドパターンの変更をリクエスト。こちらで考えたパターンを数種類打ち比べてもらったところ、いずれも釣れるには釣れるのだが、初めのパターンを上回るブレンドは見当たらなかった。ちなみにこのときの釣況の違いは、ウキのトップのナジミ方に如実に表れていた。それまで順調に釣れていたときは必ずトップ1目盛り近くまでナジんでからすぐに返してきたものが、ブレンドを変えた途端に不安定となり、なかにはナジミ幅が出ないものや、ナジミきったまま戻さず流されることもあった。当然ながらそうしたバラケではアタリが続かず、アタッたとしても空振りが目立ち、初めに使ったバラケほどのペースには及ばなかったのである。
そこで元のバラケに戻してもらおうとすると、ここで萩野が動いた。好ペースで釣れていた最初のバラケよりも、時間が経った現時点でさらに良くマッチするパターンを探るべく、前述の当日の決まりブレンドパターンに切り替えたのである。すると驚くなかれ、ウキの動きが一変したのである。そのときの映像は動画で見て頂ければ一目瞭然。サワリを伴いながら当日のヒットパターンである1目盛り残しまでナジミきると、間髪入れずにフワフワッと返し、「これはアタリそうですね」という萩野の予言(?)の直後にスパッとトップが水中に突き刺さるアタリが連発し始めたのである。
ウキの動きの激変振りにも驚かされたが、さらに記者を驚かせたのが萩野の解説の通りにウキが動き、アタリが出て釣れ続いたことである。もちろんアタリが出ないときには「これはダメですね」とナジミ幅とその後のウキの動きから、見事にその後の結果を見抜いていたことにも着目しなければなるまい。萩野クラスのトップアングラーは、皆こうしたアタリ以前のウキの動きからアタリの出るタイミングを見切ることができるので、アワセ遅れや見逃しが無いのである。
萩野流「サナギパワー」使いこなし術【浅ダナウドンセット釣り編】其の一:ウキを動かし過ぎず、タナを作ってコンスタントに釣り込む
さて、釣りの流れが分かったところで当日のポイントを振り返ってみよう。ひとつ目は開始直後のへら鮒の寄せ方である。大抵のアングラーは早く釣りたい気持ちが勝るあまり、大きめのバラケを甘めにエサ付けして打ち込む傾向がみられるが、萩野はサイズこそ大きめながら適度な圧加減と丁寧なエサ付けで、毎投確実にナジミを入れることを怠らなかった。
「当たり前のことですが、アタリを出すへら鮒はエサの近くに寄せなければなりません。大量のバラケによってどんなにたくさん寄せたとしても、それが上層や下層ではアタリには結びつかず、無駄にウキが動いたりまったく動かなかったりと、決して良い釣況に向かうことはありません。大切なことはしっかりタナを作る(タナに寄せる)ことであり、そのためには落下途中でバラけ過ぎず、タナに入ったところで確実に開くバラケが必要不可欠であり、これが簡単にできるのがまさしく『サナギパワー』の特性なのです。
またウキは何でも動けば良いというものではなく、無駄な動きは極力抑えなければ安定的に釣り続けることはできません。水中のへら鮒の様子が分かる範囲の最小限の動きだけ維持できれば、以降はどのようにバラケをコントロールすれば良いかが分かりますので、まずはウキのナジミ幅を深い位置で安定させ、確実にバラけていることを示すトップの返しがタイミング良く出ることを目指します。ただし無理矢理ナジませようとしてバラケに強い圧を加えたり、ボウルの縁に擦り付けるような練り込みを加えてはいけません。
また『サナギパワー』には大小様々な粒状さなぎが大量に含まれているので、しっかりめにエサ付けしても十分にエアーを含んだ状態でまとまるので、まずはやや大きめに付けてウキをしっかりナジませることを心掛けてください。」
萩野流「サナギパワー」使いこなし術【浅ダナウドンセット釣り編】其の二:「サナギパワー」のパワーを信じ、ボソエサを打ち切る
かつての大ボソ大バラケではへら鮒がはしゃぎ過ぎてしまい、制御不能となってしまうことが多い現代のウドンセット釣りだが、だからといってボソを抑えたダンゴタッチでは十分なウキの動きは出しきれない。従って基本はボソタッチでありながら、へら鮒を過剰に刺激しない程度の開きと粒子感を備えたバラケということになるが、「サナギパワー」をブレンドしたバラケであれば、こうした理想のタッチを手にすることができる。ちなみに萩野ら新エサの開発に携わったインストラクターやテスターの面々が発売前に様々なブレンドパターンを試し、これこそスタンダードだといえる代表的ブレンドパターンが最初のブレンドなのだが、野釣り場であってもなるほどと頷けるウキの動きを見せ、そのポテンシャルの高さを証明してみせた。さらに開始直後からコンスタントに釣れ続くようになるまで、萩野は基エサにはほとんど手を加えずそのまま打ち切っていたのだが、このことが現代ウドンセット釣りのバラケのキモになると彼は言う。
「誤解しないで欲しいのですが、これは基エサを決していじるなということではなく、ボソッ気を維持したまま打ち切ることが大切であるということを言いたいのです。なぜならボソタッチのバラケは開きが良く、タナで開けば確実に狙った位置にへら鮒を寄せることができるからです。粗い麩材や横に広がったまま漂う軽い麩材が多く含まれているバラケはどうしてもウワズリやすいので、それを抑えようと手水を多く加えたり、かき混ぜる回数を増やしてしまうとボソッ気自体を失うばかりか、ナジミきる以前に上層のへら鮒に止められてしまい、タナを安定させることが困難になってしまいます。これに対し『サナギパワー』を構成する麩材は基本的には硬く細かな粒子が多く、また比重も重いことからウワズリを抑止するパワーは最強クラス。従ってそのまま使えば誰でもボソッ気を活かすことができるのです。加えて経時変化が極端に少ないことも、手直しの少なさにつながる大きな要因といえるでしょう。」
萩野流「サナギパワー」使いこなし術【浅ダナウドンセット釣り編】其の三:「サナギパワー」が可能にしたブレンドの多様性
取材時、試験的に試したいくつかのブレンドが野釣りでも通用することは分かったが、やはり釣況によってベストなブレンドはあるもので、当日萩野がアレンジしたブレンドが、はからずも当日の決まりバラケになった。そのときのウキの動きはまさに“鬼決まり”状態で、ほぼパターン化された一連の動きのなかで、アタリの出るタイミングさえも分かるほどに決まっていた。このバラケに至ったときの萩野の頭の中では、最初のバラケを使っていたときに比べてやや食いが落ちてきたことをウキの動きから察知し、それまで粗めの粒子により距離感を保った状態でアタらせていたのに対し、細かな粒子をベースにしたバラケに替えることでへら鮒との距離を詰め、接近戦に持ち込むことでアタリを増やそうと考えていたという。
「一発で決まるとは思いませんでしたが、見事に決まりましたね。このときはバラケのブレンド変更に加え、朝よりもへら鮒のタナが下がった感じがしたので20cmほど深くし、さらに変化する流れの向きや強弱に合わせて流す幅を決めていました。また、途中カラツンが続いたときに30cmにハリスを詰めてみましたが、ナジミ際のサワリが弱くなったこととアタリの出るタイミングが遅くなったことでこれはないなと思い、すぐに35cmに戻してアタリが復活したことを確認した時点で、これで行けると確信しました。我ながら完璧な組み立て方ですね(笑)。」
してやったりの表情でこう振り返った萩野のエサ合わせも見事であったが、改めて「サナギパワー」のブレンドの多様性に驚かされた一幕であった。実際多くのアングラーは各々自信をもったブレンドパターンを持っているが、その手の内に「サナギパワー」を1カップ加えるだけでも、現代ウドンセット釣りにマッチしたバラケに近づくことは間違いなさそうだ。
萩野流「サナギパワー」使いこなし術【浅ダナウドンセット釣り編】其の四:実証された抜群の集魚力
冒頭で触れた「サナギパワー」の集魚力。開発の段階で既に証明されているところであろうが、記者を含めたスタッフ一同は、野釣りにおいて真のパワーがどれ程のものであるかを検証してみた。結果は萩野の釣れっぷりを見れば一目瞭然で、非の打ち所がないほど強力な集魚パワーを実感することができた。この日萩野は記者らのリクエストに応え、使い慣れないブレンドの試し打ちをしてくれたり、良型のへら鮒が釣れるたびにエサ打ちの手を休めて撮影に協力してくれたりと、およそ普段の釣りとは異なるペースでの実釣になってしまったが、それでもリスタート間もなくアタリが復活し、ほどなくして適度な寄りがキープできると次々とヒットを重ねて見せた。いかに魚影密度が濃いびん沼川とはいえ、ここは紛れもない野釣り場であり、当日の周囲の釣れ具合から見れば、萩野の釣技を差し引いたとしても余りある圧倒的釣果であった。
「抜群の集魚力を持つ『サナギパワー』は、無理に寄せようとしなくても十分な量のへら鮒をタナに留めることができ、その分エサ付けに始まるナジミ幅のコントロールやアタリの選別に集中することができるので、釣り自体の精度や完成度が知らず知らずのうちに向上するでしょう。また強力な集魚力を持つ個性的なエサなので、初めて手にしたときはそのタッチに驚かれるかも知れませんが、この新エサを手の内にすることができれば間違いなく釣果アップにつながり、セット釣りの苦手意識は必ずや払拭されるに違いありません。」
釣況がピークに達したとき、こう締め括ってサオを置いた萩野。今から本格的なセット釣りのシーズンが楽しみだ。
総括
前回、当コーナーに萩野が登場したのは第62回。昨年度マルキユーM-1CUPを連覇した際に注目された、萩野にとっては極めて「普通」の浅ダナウドンセット釣りだが、その際彼は難しいと言われるセット釣りを分かりやすくスタンダード化し、簡単に釣れるよう伝えることが自身の使命だと言っていた。そして今回、その使命を「サナギパワー」という新エサを通して実現してくれたことは、彼のフィッシングスタイルがへら鮒釣りの基本であり“本流”であることの証ではないだろうか。
「新エサ『サナギパワー』はここ数年来の釣りの変化を元に、マルキユーインストラクター陣が思い描く理想のバラケを具現化した、現在のセット釣りにマッチした仕上がりになっていると思います。エサには必ずと言って良いほど”流行”があります。明らかにへら鮒が強い反応を示すエサのタイプというか傾向があって、まずはそうしたエサを使うことが好釣果を得るためには必要なことです。エサ勘の良いアングラーは既存のエサを巧みにブレンドすることでそうしたエサに仕上げてしまいますが、真似をしようと思ってもエサ付けが思うようにできずにタナまで持たせられないとか、持ったとしてもタナで開かずアタリにつながらないといった問題がありました。『サナギパワー』はそうした課題を完全にクリアーできたと思いますので、是非皆さんの釣りに取り入れていただき、躊躇せずに思い切って使って欲しいと思います。」